今回の記事は、サバイバルゲームにお薦めのエアソフトガンについてです。あくまで個人的意見ですが、やはりゲームに使うエアガンはある程度の耐久性、実射性能が揃った機種にするのが無難でしょう。したがって、今回のランキングでは「耐久性」「実射性能」「リアルさ」の3つの観点から評価してみました。
ちなみに、「格好良さ」という要素もエアガン選びの際には極めて重要であると考えていますが、やはり好みが分かれるのでそこは、皆様の判断にお任せします。(ちなみに筆者は、ポリマーチックな拳銃が好きです。)
それではさっそく、見ていきましょう。
5.P226R (KSC)
耐久性 ★★★★★
実射性 ★★★☆☆
リアル ★★★★★
KSCの製品は、工業規格の金属が使われていて他のエアソフトガンと比べると耐久性が高いうえ、リアルさも群を抜いています。しかし、実射性能では東京マルイ製品と比べると劣ることも多く、KSC製品の中では比較的実射性能が高いと言われる本機種も、そこは妥協点と考えるしかないでしょう。
ただし唯一の欠点である実射性能に関しても、このP226Rはサバイバルゲームでは十分に活躍できる程度の性能は持っており、リアルさと実射性能を両立させたい方にはオススメの一丁です。
4.Glock 17 (東京マルイ)
耐久性 ★★★★☆
実射性 ★★★★☆
リアル ★★★☆☆
Glock 17は東京マルイのガスハンドガンの中でも大変人気の機種で、実射性能は非常に優れています。ブローバックも大変キレがあって気持ち良いリコイルが感じられます。
しかし、これは東京マルイ製品全般に言えることなのですが、KSCや海外製品(WEやWAなど)と比べるとリアルさは劣ります。個人的には特に、デカデカとした「made in Japan」「Tokyo Marui」の刻印が萎えポイントです。
それでも、サバイバルゲームにおける実射性能を優先する方には自信を持ってオススメできる一丁です。
3.USP (東京マルイ)
耐久性 ★★★★☆
実射性 ★★★★☆
リアル ★★★★☆
この機種は、組み付けもしっかりとしており、他機種と比べてリコイルが強いと言われることが多いようです。
実射性能も問題なく、リアルさもある程度は感じられる筈です。特にこれといった特徴が無い印象ですが、それだけ問題が少なく、全ての分野で及第点といったところでしょう。
初めてのエアガン購入を考えている方には、"優等生"である本機種をお勧めします。
2.Five-seveN (マルシン)
耐久性 ★★★★☆
実射性 ★★★★★
リアル ★★★★☆
この機種はマルシンというメーカーが製造しています。特徴はなんといってもCO2ガスのカートリッジを使用する点です。
そもそも、現在日本におけるガスの主流はHFC134aまたはHFC152aといったフロンガスですが、冷えるとすぐに圧力が低下してしまうために連射時や冬は使いにくいといった問題があります。
その点CO2を使う本機種は極めて寒さに強く、屋外の真冬(気温10℃程度)でも問題なく動作します。これは一般的なガスハンドガンには無い利点と言えます。
耐久性とリアルさも問題ありませんが、1つ欠点を挙げるとすれば、夏に使うと二酸化炭素に蚊が寄ってくることでしょうか。それでも、冬にもガスガンを快適に使いたいという方はこの機種を選ぶのが最善策です。
1.SOCOM mk23 (東京マルイ)
耐久性 ★★★★★
実射性 ★★★★★
リアル ★★★☆☆
東京マルイから出されている唯一の固定スライド式ガスガンです。一般的なガスハンドガンのようにスライドを後退させてリコイルを発生させるような機構を備えていません。
そのため、ガスの消費量が少なく、燃費が良い上に初速も高くなっています。さらにスライドが後退する際の音も発生しないため、よりサバゲー向きの機種と言えます。
「やはりブローバックとリコイルを楽しみたい」という方にはおすすめできませんが、ブローバックもいらないので実射性能を重視したいという方には強くお勧めできる機種です。
【番外編】ハンドガンに良く似合う、おすすめサイト
・オープンサイト
ハンドガンにもよく似合うオープンサイトです。値段は記事作成時点で¥2198とかなり安くなっています。肝心の性能ですが、値段の割には十分に使える物ですし、コスパは最強です。
・レーザーサイト
こちらはレーザーサイトとタクティカルライトがセットになった物です。レーザーも明るく、質感も素晴らしいのですが、サバゲー会場によってはレーザーサイトの使用を禁止しているところもあるのでご注意下さい。